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朝日だより

クラウド会計ソフト導入のすすめ

2017年11月01日 朝日税理士法人だより

    近年、会計ソフト利用者の実に2割がクラウド会計ソフトを使用していると言われています。先日、クラウド会計ソフト「MFクラウド」を運営するマネーフォワードが東証マザーズに上場したのは記憶に新しいかと思います。他にも、「freee」や「弥生会計クラウド」をはじめとする様々なソフトが登場し、クラウド会計ソフトの利用者は年々増加するとともに、その機能も年々進化しています。クラウド会計ソフトの大きな特徴として、「自動化」が挙げられますが、実際にどのようなものか漠然としたイメージしかない方も多いのではないでしょうか?

 今回は、そんなクラウド会計ソフトの特徴を簡単に紹介します。

■クラウド会計ソフトとは

 クラウド会計ソフトとは、会計データをインターネット上に保存し、動作しているソフトをいいます。そのため、インターネット環境さえあれば、PCやスマートフォン等の端末を問わず、どこでもいつでもブラウザ等を介して会計データの確認や処理を行うことができます。また、複数人がリアルタイムで会計情報共有を行うことができますので、迅速な情報共有や経営判断を可能とします。

    データは全てインターネット上に保存されているため、災害等によってデータが消失してしまうリスクを低減することもできます。

■データの自動取込と学習機能による作業効率化

 昨今、インターネットバンキングを利用されている会社も非常に多くなってきましたが、クラウド会計ソフトは、一部例外はありますが、インターネットバンキングやクレジットカード情報、さらにはAmazonの購入情報といったインターネットで明細の閲覧ができる明細データを自動で取込むことができます。これにより、仕訳入力の手間を大幅に削減することが可能です。また、取込んだデータの勘定科目は、手動で設定する必要があるものの、学習機能により使用すればするほどより正確に取引の明細と勘定科目を自動でマッチングさせるようになりますので、さらに作業量を減少させることができるということも大きな特徴です。

■請求書等の情報との自動連携が可能

 一部例外はありますが、クラウド会計ソフトには、請求書作成機能や給与計算機能、さらには従業員の経費精算機能を付随しているものがあります。これらの機能を利用し、請求書の作成や給与計算、経費精算を実施した場合、難しい操作なく売上や給与、経費精算の仕訳が自動で入力されます。さらに、ソフトによっては面倒な売掛金の回収チェックまで入金情報と自動で照合し消し込む機能まで実装されています。また、これもソフトによりますが、ボタン一つで作成した請求書の封書と発送作業の代行を依頼できるサービスもあります。

    このように非常に便利なクラウド会計ソフトですが、デメリットもあります。

■永続的に使用料がかかる

 従来の会計ソフトは、保守料を除けば、購入費用のみで永続的に使用できます。しかし、クラウド会計ソフトの場合には、使用し続ける限り永続的に使用料がかかり、長期的な視点でみれば従来の会計ソフトよりもコスト高になります。

■動作が遅い、入力方法に癖がある

 クラウド会計ソフトの動作速度は、インターネット環境に依存しますので、従来の会計ソフトよりも動作が遅くなってしまいます。

 また、例えば現金支払といった自動取込ができない事項については、手入力をする必要がありますが、クラウド会計ソフトに手入力する場合、操作に癖があるものが多く、かえって従来の会計ソフトよりも入力に時間がかかってしまう場合があります。

上記のようなデメリットのため、大半が現金決済である場合やインターネットバンキングが未使用の場合等、クラウド会計ソフトが向かないケースもあります。しかし従来の会計ソフトにはない機能も数多くありますので、この機会にクラウド会計ソフトの導入を検討されてはいかがでしょうか?その際には、ぜひ弊社担当者にご相談ください。

                                                                                                                                             (文責:関内本店 大林直樹)

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